Huaweiは9月19日、最新のフラッグシップスマートフォン「Mate 30」「Mate 30 Pro」と、その5G対応モデル「Mate 30 5G」「Mate 30 Pro 5G」を正式発表しました。
話題のiPhone11シリーズのスペックが霞むほどの化け物スペックとして登場しました。
何が化け物なのか、ご紹介しましょう。
まずは基本的なスペック紹介から。
This is your new mate!!
Let’s GO!!
Mate30、Mato30Proのスペック比較
Mate30Pro
OS | Android 10, EMUI 10 |
---|---|
CPU | HiSilicon Kirin 990 (7 nm+) |
メモリ | 8GB |
容量 | 128/256 GB, |
画面 | 6.53型 |
カメラ | クアッドカメラ 40 MP (超広角,Cine Camera, f/1.8 aperture) 40 MP (高感度カメラ, f/1.6 aperture, OIS) 8 MP (望遠カメラ, f/2.4 aperture,OIS) 3D ToFカメラ |
インカメラ | デュアルカメラ32 MP 3D TOF カメラ,ジェスチャーカメラ,近接カメラ |
電池 | 4500mAh |
寸法 | 158.1 x 73.1 x 8.8 mm 198g |
その他 | 画面内指紋認証、急速充電40W,リバースチャージ |
Mate30
OS | Android 10; EMUI 10 |
---|---|
CPU | HiSilicon Kirin 990 (7 nm+) |
メモリ | 8GB |
容量 | 128GB, |
画面 | 6.62型 |
カメラ | トリプルカメラ 40 MP, f/1.8, 27mm (標準), 1/1.54″, PDAF, Lazer AF 8 MP, f/2.4, 80mm (望遠), 1/4″, PDAF, Lazer AF, OIS,光学3倍ズーム |
インカメラ | 24 MP, f/2.0 |
電池 | 4200mAh |
寸法 | 160.8 x 76.1 x 8.4 mm, 196g |
その他 | 画面内指紋認証、急速充電40W,リバースチャージ |
上記のスペック表をまとめるとMate30ProとMato30大きく違う点は次の通りになります。
デザインの違い
まずデザインの違いからですが、背面に関しては、共通のデザインを採用、
大きな違いはディスプレイ側、ノッチ部分のデザインが異なります。
Huawei Mate30は比較的小型のノッチを採用していますが、Huawei Mate30 ProはiPhoneと同様に大型のノッチを採用しています。
デザイン | Mate30 | Mate30 Pro |
本体サイズ | 160.8×76.1×8.4mm | 158×73.1×8.8mm |
重さ | 196g | 198g |
カラバリ | 6色 | 6色 |
生体認証 | 指紋/顔(2D) | 指紋/顔(3D) |
カラバリは共通して、次の6色を展開。
Vegan Leatherと革をを採用した高級モデルが今回の目玉になります。
こちらは5Gモデル限定の色になるようです。
- Vegan Leather オレンジ (5G版限定)
- Vegan Leather フォレストグリーン(5G版限定)
- コスミックパープル
- スペースシルバー
- エメラルドグリーン
- ブラック
個人的にはこちらのコスミックパープルが気になります。
ディスプレイの違い
次に、ディスプレイの違いも簡単に紹介します。
ディスプレイ | Mate30 | Mate30 Pro |
ディスプレイ | 有機ELディスプレイ | |
ディスプレイサイズ | 6.62インチ | 6.53インチ |
表示解像度 | 2340X1080(FHD) | 2400×1176(FHD+) |
どちらも有機ELディスプレイを採用しており、ノッチがHuawei Mate30 Proの方が大きいです。
その分、ディスプレイサイズもMato30よりも僅かに小さくなります。
また、一番の違いはHuawei Mate30 Proは、Horizon Displayを採用し、サイドベゼルの半分程度までディスプレイとなっています。
両方のEdge部分で、ジェスチャー操作をすることが可能になっており、音量ボタンの役割も担っています。
物理ボタンがないのはかなり画期的といえるでしょう。
カメラの違い
見た目はほぼ同じに見えますが、カメラセンサーに大きな差があります。
カメラ | Mate30 | Mateo30 Pro |
メインカメラ | 16MP+40MP+8MP | 40MP+40MP+8MP+TOF |
インカメラ | 24MP | 32MP |
光学ズーム | 3倍 | |
ハイブリットズーム | 5倍 | |
デジタルズーム | 30倍 | |
ISO | 20万4800 | 40万9600 |
ISOがMato30はMate30Proの約半値ですが、共通してSuperSensing Cameraを搭載しており、低照度の撮影に特化しています。
また、メインカメラにも大きな違いがあり、
Huawei Mate30 Proは、40MP(超広角/動画/F1.8)+40MP(広角/F1.6)+8MP(望遠/F2.4)と広角機能に特化した仕様となります。
残念なポイントとしては、Galaxy Note10+やXperia 1のように、超広角レンズに光学式手ブレ補正が対応していないことです。
最大45倍ズームが可能な一方で2.5cmまで寄れるため、デジカメいらずですね。
またビデオ機能も大幅に強化されており、4K60fpsの撮影に対応。
さらに、ボケの撮影がビデオでも行え、スローモーション撮影も可能です。
Huawei Mate30 Proは驚愕の、7680fps/HDの撮影に対応しています。
また超広角レンズによるタイムプラスの機能も追加されています。
価格・発売日
気になる価格は次の通りです。
・Mate 30 Pro(RAM 8GB+ストレージ256GB):1099ユーロ(約13万1000円)
・Mate 30 Pro 5G(RAM 8GB+ストレージ256GB):1199ユーロ(約14万3000円)
・Mate 30(RAM 8GB+ストレージ128GB):799ユーロ(約9万5000円)
・Mate 30 RS(RAM 12GB+ストレージ512GB):2095ユーロ(約25万円)
Mate30Proは13万越えとなかなか高価ですが、比例してスペックもとんでもないスペックです。
Mate 30シリーズはGoogleのアプリパッケージ(GSM)が搭載されておらず、「Google Play」や「Gmail」、「YouTube」といったアプリはインストールされていません。
以上のように、Googleの問題もありますが、自力でインストールする方向で筆者は購入を考えております。
Porscheコラボモデル「Mate30 RS」も登場
スペックはRAM 12GBでストレージは512GBと最上級。
レザー仕上げで高級感も抜群です。
とはいえ、高い・・・・

普通のモデルで十分だな・・・・